AI副業でYouTube収益化をゼロから最短で目指す方法

AI副業でYouTube収益化をゼロから最短で目指す方法 AI副業

AIの進化は会社員の副業に大きな革新をもたらしました。特にYouTubeなどの動画プラットフォームでは、AIツールを活用することで、より簡単に、そして素早く収益化を達成できるようになりました。本記事では、ゼロからYouTubeチャンネルを立ち上げ、AIを駆使して最短で収益化を目指す具体的な方法を紹介します。

AIを使ってYouTube収益化を目指す大前提

YouTubeで収益化を目指すためには、当たり前ですが収益化できる基準を満たすことが必要です。その基準というのが「YouTube パートナー プログラム(YPP)」への参加です。公式のYouTube パートナー プログラムの概要と利用資格のページを見ると分かりますが、収益化ポリシーに準拠しているだとか、Adsenseアカウントがチャンネルにリンクされているなど細かい前提条件はありますが、最も重用なことは「チャンネル登録者数が1000人」かつ「直近12カ月で公開動画の総再生時間が4000時間(YouTubeショートの場合は直近90日間の視聴回数1000万回)」の2つの条件を満たすことです。

YouTube収益化の2大条件
チャンネル登録者数1000人
かつ、下記のうちどちらか達成
直近12カ月での
公開動画の総再生時間
4000時間
または直近90日間での
ショート動画の視聴回数
1000万回

お気付きかと思いますがこれらの基準を満たすためには、かなり多くの動画を作成し公開する事が必要ということです。ただ、動画制作は時間と労力を要する作業です。ここでAIが登場します。AIツールを使うことで、動画のアイデア出し、動画のストーリー、素材の画像・イラスト・音楽、編集、誤字脱字チェック、視聴者分析など、多くの作業を効率化することが可能です。

これから紹介するステップに従えば、初心者でも効率よく動画を制作しYouTube収益化を達成することができます。具体的なツールやテクニックを駆使して、最短で目標を達成するため、AIを活用したYouTube収益化の方法を学びましょう。

YouTube収益化の具体的な手順

準備段階

YouTube収益化を目指すために、まずは時間をかけずに事前準備を済ませましょう。ここでは、YouTubeアカウントの作成から、収益化をサポートするためのAIツールの紹介まで、アカウントの準備やブックマークしておくべきツールをまとめて解説します。

YouTubeアカウント作成と初期設定

1. YouTubeアカウントの作成方法

  • Googleアカウントの準備: YouTubeはGoogleのサービスなので、Googleアカウントが必要です。まだ持っていない場合は、Googleアカウントを作成しましょう。
  • YouTubeチャンネルの作成: GoogleアカウントでYouTubeにログインし、右上のプロフィールアイコンをクリックして「チャンネルを作成」を選択します。チャンネル名やチャンネルのカテゴリーを設定しましょう。

2. (通常動画用)15分を超える動画のアップロードができるようにアカウントの確認を行う

  • YouTubeアカウントの確認: YouTubeで15分以上の動画を投稿できるようにするため、YouTubeのアカウントの確認を行います。以下のURLへアクセスして電話番号の確認を進めてください。
  • アカウント状態の確認:
    • 現在自分の YouTube アカウントが 15 分を超える動画のアップロードが行える状態かどうか確認するには、 YouTube Studio の画面で行います。
      • YouTube の画面右上に表示されているプロフィールアイコンをクリック
      • 表示メニューの中から「YouTube Studio」をクリック
      • 画面左メニュー一覧の「設定」をクリック
      • 設定画面が表示されたら「チャンネル」をクリック
      • チャンネル画面が表示されたら「機能の利用資格」をクリック
        • 「中級者向けの機能」のところに「利用資格あり」と表示されている場合は、 15 分を超える動画のアップロードができない状態です。やり直してみましょう。
        • YouTube アカウントの確認が完了している場合は、「中級者向けの機能」のところに「有効」と表示されます。この場合は 15 分を超える動画のアップロードを行うことができます。

動画制作に必要なAIツールの準備

1. 生成AI

  • ChatGPT: AIブームに火を付けた、最も利用者の多い生成AIです。現在はGPT4o(オムニ)という最新版がリリースされると同時に、制限はありますが無償版でもほとんどの機能が使えるようになりました。人間とほぼ変わらない受け答えや文章作成ができ、画像作成などもできるのでどんなAI副業でも使います。あまりに便利なので私は有償版を使っていますが、無償版でも十分すぎる性能です。
  • Gemini: Googleが提供する生成AIサービスで、ChatGPTのライバルです。ChatGPTは完璧ではないので、比較用に使ったりChatGPTでは上手く生成できない場合の代替手段として利用します。
  • Claude: 文章作成に強いです。間違った内容を作ることも少なく、日本語の長文作成には一番使いやすいと考えています。

2. サムネイル作成ツール

  • Canva: Canvaの豊富なテンプレートやAI機能を使って、魅力的なサムネイルを簡単に作成できます。無料プランでも十分なテンプレートが使えるので、必ずアカウント作成はしておきましょう。現状はCanva一択と言っていいでしょう。

3. 動画編集ツール

  • Vrew: テキストを入力するだけで動画を自動で作成してくれます。もし気に入らない画像や動画素材があればAIを使って作り直しもできますし、合成音声を使ったナレーションも簡単に作成・編集することができます。
  • Canva: サムネイル作成ツールでも出てきましたが、動画編集ツールとして使うこともできます。ChatGPTで台本・文章を作成してしまえば、テンプレートにテキストを当てはめるだけで動画を作成できます。

4. 音楽生成AI

  • Suno AI: 作りたい曲や歌の内容をプロンプト(=キーワード)として指定するだけで、そのプロンプトに合った楽曲やボーカルを自動で生成してくれる音楽生成AIです。自動生成した曲に指定した歌詞を合わせることもでき、音楽の知識や作曲知識がなくともプロンプトの工夫だけで音楽クリエイターになれる革新的なAIです。ただし無料プランで作成した曲は商用利用ができないので、無料プランは作曲練習用として割り切って使いましょう。
  • Udio: Suno AIと同じくキーワードを指定して自動で曲を作成できます。曲を作成する方法はSuno AIと同じですが、無料版だと1度に作成できる曲の長さが33秒で、最初に作った曲の前後にパートを足して作っていくような形式です。「Add Intro」でイントロ=曲の始まり、「Add Section」で元となる曲の前や後に続きを、「Add Outro」でアウトロ=曲の終わり、という形で曲を継ぎ足しながら作成します。無料版でも商用利用が可能ですが、Udioを利用していると記載することが必要です。

5. 画像生成AI

  • Stable Diffusion: 無料で商用利用もできる画像生成AIです。同じように人気のある画像生成AIであるMidjourneyが有償利用のみになったしまったこともあり、画像生成専門のAIとしては一番使われているようです。Webでそのまま使えるオンライン版と、自分のPCにインストールして使用するローカル版があり、手軽に使えるのはオンライン版ですが、大量の画像を生成する場合はローカル版で使用する必要があります。
  • ChatGPT(DALL-E3): 同じようにDALL-E3を利用しているBing Image Creatorでは商用利用が認められていませんが、ChatGPTを使って画像を生成した場合は商用利用が可能です。ChatGPTを使い慣れている人ならば、自然な日本語で画像を生成して、と要望するプロンプトを書くだけで利用可能です。ただし極度なホラー画像やショッキングな画像は生成できないなど、内容しだいで生成できない画像があります。

これらの準備をしっかりと行うことで、YouTubeチャンネルを収益化するための基盤が整います。次のステップでは、コンテンツの作成と成長戦略について詳しく解説していきます。

動画コンテンツの作成

YouTube収益化を目指すために、最初に決めた方針に沿って動画コンテンツを作成し続けることが不可欠です。ここでは、最初に決めるべき方針とAIツールを活用して効率的にコンテンツを作成する方法を詳しく解説します。

コンテンツの計画とアイデア出し

1. 2つのうちどちらの方針で収益化を目指すか決める

YouTubeの収益化にはチャンネル登録者数1000人に加えて、動画の総再生時間4000時間(直近12ヶ月)か、ショート動画の視聴回数1000万回(直近90日)のどちらかをクリアする必要があります。どちらの収益化条件をクリアするかで作成する動画が変わります。

  • 通常動画で4000時間再生: 再生時間が長くなりやすい動画を作成するため、音楽生成AIを使って作業用BGM動画を作成するのがピッタリです。Lo-Fi動画制作などが流行しているのも、4000時間再生という収益化の条件をクリアしやすく、AIを使って簡単に作曲できてしまうというメリットがあるからです。同じように再生時間が長くなりやすいゲーム実況動画などもありますが、AIのメリットを生かすことが難しいです。
  • ショート動画で1000万回再生: 画像生成AIで作った面白い画像をまとめて作ったり、モチベーションアップの名言を生成AIで一気に作成し、数十個のショート動画として作成する方法がおすすめです。ショート動画はとにかく数が必要なため1つの動画に時間をかけて作っていては効率が良くないので、生成AIを使って一気に動画を作れるような内容にしましょう。

2. リサーチなどの準備よりもまずは動画を作成する

  • アイデアはすぐ動画にする: ChatGPTなどの生成AIで動画アイデアや台本(スクリプト)を作ったら、その内容で良いかどうかを調べる前に簡単で良いので動画を作成して公開してしまいましょう。「この内容だと競合が多いかも…」「こんな内容で見てくれるのかな…」と考えても正しいかどうかなどは全く分からないからです。それよりも早く動画を公開し、どんな人が動画を視聴してくれているのか、想像するよりも現実でのデータを取るほうが圧倒的に効果的です。また少しでも早く実績を作ることで、収益化の開始も早くなります。
  • どの動画の再生数/再生時間が多いか確認: 動画を投稿し始めてすぐはほとんど再生されることはないですが、続けて動画を投稿していると少しずつ再生されてくるので、反応が良かった動画の関連動画を作っていきましょう。

動画制作

1. AIツールを使った素材やスクリプト作成

  • ChatGPT: 生成AIチャットボットを使って素材や動画のスクリプトを作成します。例えば、名言紹介のショート動画なら30個などまとめて生成AIに名言を作成してもらい、AIで作った面白い画像紹介なら画像をどんどん作っていきます。
  • Suno AI、Udio: 作業用BGM動画の場合なら音楽生成AIでメインとなる音楽を作曲していきましょう。無料アカウントの場合は一度に作成できる上限があるので毎日コツコツ作っていくことで出費を抑えながら曲を作ることができます。
  • Stable Diffusion: AIの作った画像をネタにする場合は思いつく限りの画像を作成します。画像生成のプロンプトを考えるのはChatGPTなどの生成AIにやってもらいましょう。Stable Diffusion用のGPTs(=専用の用途に特価した形にChatGPTをカスタマイズしたもの)を使うととても簡単にプロンプトを作れて画像を考えることなく最速で作り続けることができます。

2. AIを活用した動画編集の効率化

  • Vrew: 画像や動画がメインの素材ではなく、テキストといった文章が動画の中心となる場合はVrewを使います。テキストを入力すればAIが画像や動画を補ってくれるからです。まずは一度作って見て、何ができるかを知ることで、素材にどんなものを用意すれば良いかも分かるようになります。
  • Canva: 動画用テンプレートにテキストを当てはめるだけで動画を作成できます。どんなテンプレートがあるかを確認しておき、追加で動画を作るときの候補も探しておくと複数の動画をスムーズに作ることができます。

3. サムネイルの作成

  • Canva: Canvaを使って視聴者にとって魅力的なサムネイルを作成します。テンプレートを利用することで、プロ並みのデザイン画像を短時間で作成できます。文字を読まなくても一目でどんな動画か分かるサムネイルを作成しましょう。

効果的な動画の公開とプロモーション

1. SEOとアルゴリズムの最適化

  • タイトル、説明文、タグの最適化: 動画を見つけてもらいやすくするため、動画の内容に合ったキーワード考えて、動画のタイトル、説明文、タグにキーワードを含むよう最適化します。ChatGPTに付けるべきタイトル、説明文、タグを聞くこともできます。
  • サムネイルのA/Bテスト: 異なるデザインのサムネイルをテストし、どちらがより多くのクリックを獲得するかを分析します。2024年夏にはYouTubeの機能として「テストと比較」が使えるようになるので積極的に利用しましょう。

2. プロモーションと視聴者の増加

  • ソーシャルメディアとの連携: 動画を公開したら、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアで積極的にシェアします。AIツールを使って、シェアに最適な文章を作レバ時間もかかりません。
  • ブログでの動画解説記事の作成: ブログを運営しているようならば記事の補完用として動画を使えますし、動画自体の再生回数や再生時間を増やすことができます。

このように、AIツールを活用することで、効率的に多くの動画を作成し、YouTube収益化の基準を早く達成することができます。

まとめ

YouTubeに動画を公開し始めることができれば、後はそれを続けるだけです。通常動画であれば10本、ショート動画であれば50本まではひたすら動画を作成し公開し続ける事に集中しましょう。もちろんコメント欄で回答したり、動画の視聴者について分析をするのも良いですが、まずは一定の本数の動画がないと意味がないので、最初は動画を公開することに全力集中します。

YouTube収益化の基準を見事に満たすことができたら収益化の申請。広告設定の最適化という次の段階に進むことができます。もし収益化まで進めなくても、AIツールを使いこなして動画を作って公開したという経験だけでも十分な見返りです。動画制作を本業に応用したり、他の副業として動画制作を請け負ったりといった未来の選択肢を作り出すことができるからです。さあ、あなたもAI副業としてYouTubeに動画を公開する第一歩を

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