AIを活用した副業のおすすめは?AIで稼げる手法7選

AIを活用した副業のおすすめは?AIで稼げる手法7選 AI副業

AI(人工知能)技術の進化により副業の方法が大きく変わりつつあります。これまで手間がかかっていた作業を自動化し、効率よく副業収入を得ることができるようになりました。過去にもAIと呼ばれるものはありましたが、個人が気軽に使えるようなものではありませんでした。ところがChatGPTを代表とする生成AIが登場してから、知識やスキルがなくてもAIを使って文章作成・画像作成・作曲・資料作り・プログラミングを簡単にあっという間に自動で作成することができるようになりました。そこで本記事ではAIを活用した副業の具体的な方法7つについて詳しく解説します。

AI記事生成・翻訳

有名かつ身近に使えるAIといえば、ChatGPTなどの生成AIと呼ばれるAIです。この生成AIが最も得意とするのは文章や記事の作成、そして翻訳です。生成AIを使えば短時間で高品質な記事を作成することができるため、本業を持ちながらも副業としての記事作成や翻訳を行うことができます。例えば、ブログ記事や製品レビュー、英語記事解説など、さまざまな種類の記事を効率的に作成できます。

AI記事生成・翻訳の具体的な手順

  • ツールの選定: 最初に、自分の目的に合ったAI記事生成ツールを選びます。おすすめのツールには、最も有名な生成AIであるChatGPTや、GoogleのGemini、新興AI企業であるAnthropicのClaude3などがあります。
  • アカウント作成: 選定したツールに登録し、アカウントを作成します。多くのツールは無料プランも用意していて無料でも性能は十分なので、まずは試用してみましょう。
  • 記事のテーマ設定: 副業で書く記事のテーマを決めます。自分の得意分野や興味のあるテーマを選ぶと、記事の質も上がります。
  • 記事作成: ツールのインターフェースに従い、キーワードやトピックを入力して記事を生成します。必要に応じて、生成された記事を自分で修正したり追加情報を加えたりします。
  • 公開・販売: 完成した記事をブログやウェブサイトに公開したり、記事販売プラットフォーム(例:note、メルカリ)で販売したりすれば目的達成です。

AI画像生成

AIの進化によって画像も簡単に作れるようになりました。AI画像生成ツールに人間の言葉で指示を出して画像を生成したり、キーワード(プロンプトと呼ばれる形式の決まった指示語)を指定することでより希望に近い画像を作成することもできます。つまり言葉で指示ができればデザインやアートの知識がなくても魅力的なビジュアルコンテンツを簡単に作成することが可能です。この記事では、AI画像生成を使い副業をする具体的な方法について解説します。

AI画像生成の具体的な手順

  • ツールの選定: Stable Diffusion、Midjourney、Adobe Fireflyなどの有名な画像生成AIサービスに加えて、ChatGPTの有料版で使えるDALL-E 3、オンラインのクリエイティブツールで有名なCanva内で使えるマジック生成など、今でも新しいサービスが次々と登場しています。1つずつ試して自分に合ったサービスを見つけましょう。
  • アカウント作成: 選定したツールに登録し、アカウントを作成します。多くのツールは無料プランを提供しているので、まずは無料版で試してみることをお勧めします。
  • 画像生成するための指示内容: 生成したい画像のテーマやスタイルを決めて、具体的なキーワードやフレーズを入力することで、AIがキーワードに合わせた画像を生成します。
  • 指示内容の修正と手動調整: 希望通りの画像が一度で作成できることはほとんどありません。希望する画像に近づけられるよう、プロンプト(指示語)の上手な指定方法を調べて何度も作成し直したり、画像加工ツールなどを使い手動で部分的に修正したりします。
  • 活用・販売: 完成した画像を記事コンテンツとして利用したり、画像そのものを販売できるストックイラストやストックフォトのサービスに掲載・公開しましょう。AdobeStock、PIXTA、イラストAC、photoACといったサービスで画像の公開と収益化ができます。

AI音楽生成

AIの進化は音楽制作の分野にも広がっています。作曲や演奏といった音楽制作は専門的な知識や専用設備、そして多くの手間と時間が必要でしたが、AIツールを利用することで全く経験のない個人でも手軽に行えるようになっています。しかも単に音楽だけではなく、人が自然に歌う曲をAIで作れるようになっているのです。音楽にはポップスやロック、ジャズ、クラシックなどがありますが、AIを使えばあらゆるジャンルの音楽を生成することも可能です。ミュージシャンやスタジオを用意することなく、PCやスマホ1つでどこでも音楽制作ができる時代になったというのは驚きですね。

AI音楽生成の具体的な手順

  • AI音楽生成ツールの選定: まず、AI音楽生成ツールを選定しましょう。代表的なツールには
  • Suno AI、Udio、Loudly、SOUNDRAWなどがあり、音楽生成AIも次々と新しいサービスが誕生し進化を続けています。AIで簡単に音楽制作ができる点は同じですが、それぞれ異なる特徴を持っているため、自分に合ったサービスがどれかよく調べてみることをオススメします。
  • 基本的な操作を習得する: 次に、選んだツールの基本的な操作方法を習得します。多くのツールはオンラインチュートリアルやガイドを提供しているため、それを利用すると良いでしょう。最初はシンプルなメロディーやバックグラウンドミュージックを作成し、ツールの機能や操作に慣れることが大切です。
  • 音楽のジャンルとスタイルを決定する: あなたが作成する音楽のジャンルやスタイルを決めましょう。これにより、ターゲットとする市場やリスナーを明確にすることができます。例えば、リラクゼーション音楽や作業用BGM、ゲーム音楽、YouTube動画の背景音楽など、特定のジャンルに特化することで、競争力を高めることができます。
  • 音楽を公開するプラットフォームの選定: 作成した音楽を公開するためのプラットフォームを選びましょう。音楽生成AIはその生成サービス自体でも曲の公開が可能な場合が多いですが、音楽ストリーミングサービスに楽曲を提供したり、YouTubeなどの動画サービスに利用するなどリスナーにあなたの音楽を届ける他のサービスがたくさんあります。音楽そのもので収益を得るならばストリーミングサービスやダウンロード販売で実現できます。ただしAIで生成した音楽が商用利用可能かどうかはサービス毎に確認が必要となります。

AI動画生成

AIで文章・画像・音楽を自動で作れるようになったことで、ついに誰でも簡単に高品質な動画を作成できる時代になりました。AI動画生成ツールを活用すれば、映像編集の専門知識がなくても魅力的な動画コンテンツを作成できます。まだ1回で作成できる動画時間は短いですが、それでも自分で作成したら何十時間もかかるような動画をわずかな時間で生成可能です。以下でAI動画生成を副業として成功させるための具体的な方法を紹介します。

AI動画生成の具体的な手順

  • AI動画生成ツールの選定: まずは使用するAI動画生成ツールを選定しましょう。代表的なツールには、Pika、runway、BasedLabs.aiといったサービスがあります。Pikaはアニメーション動画にも強くカスタマイズ性に優れている、runwayは実写画像の映像化に強くカスタマイズ機能が数多く使える、BasedLabs.aiは短い動画ですがアニメーションでも実写でもクオリティの高い動画作成が可能、といったように強みや特徴が大きく変わります。各ツールの特徴を理解し、自分の目的に合ったものを選びましょう。
  • 基本的な操作を習得する: 選んだツールの基本操作を習得します。動画生成AIはシステム負荷が高いためか無料で利用できるものの数多く作成することはできないサービスが多いです。また提供している動画編集やカスタマイズの機能が大きく変わるため、オンラインチュートリアルやガイドを参考にしながら、試しにいくつかの動画を作成してみましょう。
  • テーマとスタイルを決定する: 作成する動画のテーマやスタイルを決めましょう。ゼロから動画を作る事に比べれば非常に短時間で動作作成ができますが、AIを使った動画生成は「何十個、何百個も動画を作っては捨ててイメージに近い動画を取捨選択していく」といった作り方が必要です。つまり狙った通りのイメージの動画を作成することが難しいため、ミュージックビデオなど内容について正確さが必要ではない動画制作に向いています。逆にいえば作るのが難しい動画としては、教育系動画、商品レビュー、ニュース解説など、情報の正確さが重要な動画では使えません。
  • 高品質な画像素材の活用: 言葉(プロンプト)を指定して動画生成できるAIツールもありますが、多くの動画生成AIは画像を読み込ませて動画を作成します。つまり高品質な素材を用意することで魅力的な動画を作成できます。フリー素材の画像を利用してもいいですし、画像生成AIを使って作成した多くの画像を素材とすることで、たくさんの動画を作成して取捨選択することで動画のクオリティを向上させることができます。また、動画の部分修正やエフェクトを追加することで、独自性を出すことも重要です。
  • 動画の公開とプロモーション: 作成した動画を公開するためのプラットフォームを選びましょう。YouTube、Vimeo、TikTokなど、さまざまなプラットフォームがあります。これらを活用することで、広範な視聴者にアプローチできます。また、SNSを活用したプロモーションも効果的です。Twitter、Instagram、Facebookなどで定期的に更新し、フォロワーへの露出を高めていきましょう。

AI活用コンサルティング

個人でも企業でもAI活用はまだまだ発展途上の状況です。AIの活用が広がっているのを知ってはいても実際に活用できている人は少ないため、AI活用のコンサルティングは非常に高い価値提供ができる仕事といえるでしょう。当記事でも紹介している通り、AIを使えるかどうかで個人や企業ができることに圧倒的な差ができてしまうため、AIを使えるようにサービスを提供することは今後ますます増えていくことが予想されます。AIを使った新サービスは日々新しいものが生まれるような状況なので情報収集は大変ですが、高い専門知識やビジネススキルは必要なく、AIを使って成果を出す方法をレクチャーできれば十分です。

AI活用コンサルティングの具体的な手順

  • 最新AIサービスの情報収集: AIは現代で最も注目され技術開発が進められている領域です。どんどん新しいサービスが登場するために、ニュースや紹介記事で最新の情報を常に集めていないと、知っている知識やサービスがあっという間に古くて使えない、なんてことに陥ってしまうこともあるほどです。1年前の情報は古いと言われるほど進化が早いため、常に最新の情報を知ることができる仕組み作りが必要です。
  • AI活用に関する基本知識から実務利用の習得: ChatGPTなど有名な生成AIの使い方に精通していると同時に実際に成果を出せるような使い方ができることが必要です。AI自体について詳しいこともある程度は必要ですが、それよりも個人の役に立つ使い方や、企業の業務で活用できる使い方をいかに身につけているかが大切です。多くのAIサービスを自分で試してみて、記事や画像・音楽・動画といったコンテンツの作成や、業務自動化・課題解決といった実務として役立つ方法を見に付けていきましょう。
  • 市場調査とターゲティング: 市場調査を行い、どのような個人や企業がAI活用に関心を持っているのかを調べます。AIそのものの開発やAIシステム開発といった大規模なニーズを省き、個人のコンサルティングとしてAIの実務活用にターゲットを絞ることで、効果的なアプローチが可能になります。
  • サービスのパッケージ化: 提供するコンサルティングサービスを明確にし、パッケージ化します。例として、AIの実務活用に関する具体的な手法をレクチャーしたり、AI実務導入のための初期診断、実演サポート、オンラインコース提供などがあります。
  • 集客と営業: 自分のウェブサイトやブログを作成し、AI活用や実務利用に関する知識や実績を公開します。SEO対策やSNSを活用して、自分のサービスを広く宣伝します。
  • 契約とプロジェクト管理: クライアントと契約を結び、プロジェクトを開始します。プロジェクト管理ツール(例:Trello、Asana等)を使用して、進捗を管理し、クライアントに定期的に報告します。

AIを使ったコーチング

AIの進化によりコーチングの方法も大きく変わりつつあります。AIを活用することで、効率化や個別対応の強化を図りながら、高い満足度を提供することが可能です。コーチングの効率化や質の向上がAIで実現できるようになったことで、コーチングビジネスを本業ではなく副業として展開することも可能です。以下ではAIを使ったコーチングを副業で行う方法について詳しく解説します。

AIを使ったコーチングの具体的な手順

  • AIに関する基本知識: AIの基本的な概念やツールの使い方を理解しておくことが必要です。実務に直結するような利用方法を自分で試しながら習得したり、オンラインコースや専門書を利用して学習しましょう。
  • コーチングスキル: 効果的なコーチングを行うためには、コーチングの基本スキル(傾聴、質問力、フィードバックの提供など)を身につけることが重要です。認定コーチングプログラムを受講するのも良いでしょう。幅広いコーチングの提供でも良いですが、仕事術や投資といった特定分野に特化したコーチングを提供することでより高い価値提供が可能になります。
  • データ分析スキル: 収集したデータや実績をAIによって意味づけや特徴を把握し、それをもとに顧客にアドバイスを行うためのデータ分析スキルも必要です。
  • クライアントの獲得: SNSや専門サイトを利用して、自分のコーチングサービスを宣伝し、クライアントを獲得します。専門的な情報発信を続けていくと同時に、コーチングを受講したい顧客を募集していることをアピールしていきます。
  • セッションの実施とフォローアップ: コーチングセッションを実施しながらメモやデータを蓄積し、AIで分析・解析しながらサービスを提供します。セッション後のフォローもAIツールを使って効率的に行います。定期的なチェックインや進捗状況の確認を自動化することで、クライアントの目標達成をサポートします。

AIを使ったプログラミング

AIの進化によって大きな恩恵を受けているのがプログラミングです。ChatGPTなど生成AIへ論理的に実現したいことを文章や箇条書きでAIに伝えるだけで、どんなプログラムコードを記載すれば良いのかを数秒で回答してもらえますし、そもそものプログラミングの基礎学習を行ったり、プログラムコードをどうやって使えば良いのかまで幅広い内容にAIが答えをくれるため、プログラマーでなくてもITツールを作ったりWebサービスを作ることができるようになってきたのです。もちろん副業でプログラミングをサービスとして提供することも簡単かつ短時間にできるようになったので、AIによって副業の効率が最も高くなったのがプログラミングと言えるかもしれません。

AIを使ったプログラミングの具体的な手順

  • プログラミングの基本を学ぶ: まずはプログラミングで何ができるのかを知ること、そしてプログラミングの基本的な概念や技術を理解することが重要です。すでにエンジニアとして働いている人ならすぐにでも副業に取り掛かることができますが、本業がエンジニアではない人はオンラインコースや書籍を活用して、プログラミングの基本を学びましょう。おすすめの学習プラットフォームには、Progate、ドットインストール、Schoo、Udemyなどがあります。
  • プログラミングスキルを強化する: AIそのものやAIを使ったプログラミングには、Pythonが最も一般的に使用されるプログラミング言語です。Pythonの基本文法を習得し、ライブラリ(TensorFlow、Keras、scikit-learnなど)の使い方を学ぶことが必要です。また、多くの企業のシステム開発で採用されているJavaやPHP・Rubyといった需要の高いプログラミング言語や、Webアプリ・Webサイト開発で人気のJavaScript・Node.jsといった言語も副業に適しています。GitHubなどのプラットフォームでコードを共有し、他の開発者のプロジェクトを参考にすることも有益です。
  • プログラミングで成果物を作る: 学んだ知識を実践するために、小さなプロジェクトを始めましょう。例えば、画像認識や音声認識、チャットボットの開発など、自分の興味やスキルレベルに合わせたプロジェクトを選びます。これにより、実際のAIプログラミングの流れを理解し、スキルを磨くことができます。
  • フリーランスプラットフォームで仕事を探す: プログラミングのスキルがある程度身についたら、フリーランスの仕事を探してみましょう。クラウドワークスやランサーズなどのプラットフォームを活用して、プログラミング関連のプロジェクトに応募します。最初は小規模なプロジェクトから始め、徐々に大きな仕事に挑戦していくと良いでしょう。
  • ポートフォリオを作成する: 成功したプロジェクトを基に、ポートフォリオ=実績や能力を証明する作品集を作成します。自分のスキルや実績を示す具体的な例を挙げることで、クライアントに対して信頼性をアピールできます。GitHubや個人ブログ、LinkedInなどを活用して、ポートフォリオを公開しましょう。
  • 継続的な学習とスキルアップ: プログラミング技術は日々進化しているため、常に最新の情報をキャッチアップすることが重要です。オンラインセミナーや勉強会に参加し、最新の技術やトレンドについて学び続けましょう。また、新しいツールやフレームワークの習得も重要です。

まとめ

AIを活用した副業のおすすめ7選についていかがでしたでしょうか。自分でもこれならできそう、と思ったものが1つでも良いので、その副業に使えるAIサービスをすぐに無料登録し使ってみることが大切です。記事や動画で勉強するのも良いですが、実際にAIを使ってどんなことができるか知ったり、実際にコンテンツやサービスを作り出してみること以上に副業につながる経験はありません。ぜひ楽しみながらAIを使って副業の第一歩を踏み出してみてください。

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